
- 今の仕事を辞めてエンジニアやプログラマーになれたらと思っているんだけど、20代後半からプログラミングを始めるのはもう遅いかなぁ…?30歳に近づいたら転職しづらいって言うし、もう年齢的にアウトかも…。
今回はこういった悩みに答えていきます。
結論から言いますと、20代後半からプログラミングを始めることは全然遅くないので安心してください。未経験の20代後半からプログラミングを学び、エンジニアやプログラマーになることは十分可能です。
今回の記事を読めば、以下のことがわかります。
- 20代後半からプログラミングを学ぶことが遅くない理由
- 20代後半でスキル習得し、エンジニア転職をする現実的な方法
簡単に僕のことをご紹介すると、実は僕も20代後半で初めてプログラミングに触れました。当時は独学で挫折を一度は経験しながらも何とかスキルを習得しました。現在は転職支援の仕事をしながら、当時身につけたプログラミングスキルを使って個人で稼いでいます。
僕自身が20代後半からプログラミングを学んだ経験者ですので、20代後半からのプログラミング学習や転職については人一倍詳しいかなと自負しています。
20代後半からプログラミングを始めるのが遅くない理由

- 20代後半でもプログラミングを学び始める人はたくさんいるから
- 上記の人たちが実際にスキルを身につけてエンジニア転職してるから
この2つが主な理由です。それぞれ解説していきますね。
1. 20代後半でもプログラミングを学び始める人はたくさんいるから
まず、20代後半でもプログラミングを学び始める人はたくさんいるからです。
例えば一例を挙げると、プログラミングスクールテックキャンプの受講者の年齢平均は20代が71%に対し、30代の受講生も24%、40代でも1%います。別のスクールTechAcademy
についても、20〜30代で全体の6割くらいで、その他の年齢(40代など)も多くいるようです。これを見ると、20代どころか、30代以上でも受けている人が多いことがわかるかなと思います。
僕自身、独学で勉強して挫折を経験した後にプログラミングスクールを使って勉強しましたが、20代後半で受けている人は僕含めてたくさんいましたよ。むしろ僕より年上の方も多かったですね。
このように、20代後半どころか、30代でもプログラミングを学び始めている人がたくさんいることがわかると思います。ですから、20代後半から始めるのは全然遅くないです。
2. 上記の人たちが実際にスキルを身につけてエンジニア転職してるから
そしてもう一つの理由は、上記の人たちが実際にスキルを身につけてエンジニア転職してるからです。
いま、エンジニアはとても人手不足の状況です。多くの企業は経験者エンジニアを確保したいけどできない、でも人手は必要。そんな状況ですから、経験者ではない未経験でも、エンジニアやプログラマーとして採用されるケースが増えています。
じゃあ実際エンジニアがどれくらい人手不足かと言いますと、それは求人倍率データを見るとわかります。以下の図は転職求人倍率データです。

引用:【転職求人倍率】2018年3月は2.49倍。年度末の3月、大都市圏だけでなく全国各地で転職希望者が増加 |転職ならDODA(デューダ)
このうち技術系(IT・通信)というのがエンジニアなんですが、求人倍率なんと8.02倍です。全体職種の平均が2.49倍ですから、エンジニアの倍率が高いかわかるかと思います。
このように、今の世の中にはエンジニアの数が圧倒的に足りていません。ですから、20代後半の未経験者でも、エンジニアやプログラマーになれるケースが増えているということです。
ただし、転職活動は少しハードル高め

ただし転職に関しては、年齢によってハードルが変わるのは事実です。20代後半の未経験者でもエンジニアやプログラマーになる人は増えていますが、20代後半だと、自分一人で転職しようとするとハードルは高めです。
年齢を重ねると転職ハードルが上がる理由については、以前プログラミングを学ぶのに年齢は本当に関係ない?←半分正解で半分誤りです【実態を解説】の記事でも以下のように書きましたので紹介します。
「プログラミングを学ぶことに年齢は関係ない←半分正解で半分誤り」
これが真実です。なぜかというと、
- 半分正解な理由→プログラミングを身につけること自体は何歳になってもできるから
- 半分誤りな理由→年齢を重ねるごとにエンジニアへの門扉は狭くなっていくから
こういった理由です。
「プログラミングを学ぶことに年齢は関係ない」が半分正解で半分誤りだと考える理由は、年齢を重ねるごとに、エンジニアになるための道は確実に狭くなっていくからです。10代、20代の人と比較すると、30代、40代の人の方が、エンジニアになることは間違いなく難しいです。
そのことを示すシンプルな根拠が、就職支援付きプログラミングスクールが課している受講条件ですね。この条件と、その条件がある背景を知ると、そのことがよくわかると思います。
そもそも就職支援付きのプログラミングスクールというのは、プログラミング学習と就職支援がセットになったスクールです。スクールの仕組みとしては、まずスクール側が、企業からリクエストがある人材を自社のスクールで育て上げます。順調に育った段階で、スクール卒業生を企業に紹介することで、就職が成功した段階で、紹介料としてスクールは企業から報酬をもらいます。これが就職支援付きスクールの一般的なビジネスモデルです。
ここで問題なのは、こういった就職支援付きのスクールの受講自体に、年齢制限がかかっていることがほとんどだからです。一般的な就職支援付きのスクールは、30歳未満の受講が条件となっています。つまり、30歳以上の人は受講すらできないということです。
ではなんで30歳以上がダメかというと、企業側が若い人が欲しいというリクエストを、スクール側に提示しているからですね。スクール側としては別に何歳でもいいんです。学ぶ意欲がある人ならそれでお金が取れてビジネスになりますから。でも就職支援付きスクールの場合、採用する企業があってこそビジネスが成り立ちます。ですから、企業側の意向は、スクール側にとっては絶対なんですね。
つまり、30歳未満限定のスクールが多い理由は、企業側が若くてポテンシャルがある人が欲しいということです。やっぱり本音としては、30歳以上の年齢がいってる人より、20代の若い人を採用したいということですね。
参考までに僕はエンジニアの就職・転職支援をしていますが、最近は30代以上でも採用されるケースは増えています。でも、20代と30代の人が二人並んだら、やっぱり20代の人の方が企業には好まれて選ばれています。
このように、こういった事実こそが、プログラミングを学ぶことに年齢は関係ないということが、誤りであることを証明すると思います。就職まで見据えるなら、年齢は大いに関係がある。これが事実です。
このように、年齢を重ねると、転職はしづらくなります。特にIT企業は全体的に年齢が若めであることからも、転職を検討しているなら、今すぐにでも行動を起こす必要があります。
20代後半からエンジニアやプログラマー転職するために必要なこと

そのような状況ですから、20代後半で確実にエンジニア転職したいなら、正しいステップを踏むことが大切です。
じゃあその正しいステップは何なのかと言いますと、一番確実なのは「就職支援付きのプログラミングスクールを使うこと」ですね。これが一番現実的で、可能性が高い方法です。
以前【人事担当者に聞いてみた】プログラミングスクールを使うと就職・転職できるのか?【厳選スクール付き】の記事で書きましたが、未経験からエンジニアを目指す場合、プログラミングスクール経由で転職するのが一番現実的で確実です。なぜなら、独学をしたり、自分で転職サイトを使って転職する場合、学習に挫折してしまったり、転職活動で選考落ちしたりと、なかなかうまくいかないものだからです。
独学も転職も、全部自分一人でやると大変です。独学ならまずは半年ほどやって、転職活動もそのあと3ヶ月程度は必要かなと思います。時間も労力もかかりますし、その上うまくいくかもわからないですからね。
その点、就職支援付きスクールなら、就職決定率がどこのスクールもだいたい90%以上です。つまり、ほとんどの人が就職まで実現しているということですね。しかも、実務経験をしっかり積める企業に就職できますから、スキルアップも着実にしていけます。
ですから、未経験からエンジニアを目指すなら、就職支援付きのプログラミングスクールを使うと良いですよ。これが一番楽ですし、確実にエンジニア転職できる方法だからです。
参考までに、僕が実際に使ってよかったスクールはおすすめのプログラミングスクール4社を徹底比較する【受講者が特徴や使用メリットを全てまとめた】で取り上げています。20代後半からでも最短1ヶ月でスキルアップし、エンジニア転職できるスクールですので参考にどうぞ!
まとめ

述べてきた通り、20代後半でもプログラミングを学んでエンジニアやプログラマーは目指せます。そのためには就職支援付きスクールを使うと確実だよというお話でした。
行動するタイミングが早ければ早いほど、良い企業には入れる可能性は高まります。時間はあるようで実はそんなに残されていないので、エンジニアの働き方に少しでも関心があるなら、まずは行動を起こしましょう。
おすすめのプログラミングスクール4社を徹底比較する【受講者が特徴や使用メリットを全てまとめた】でまとめているスクールを早速試してみましょう。質の高い無料スクールもあるので、まずはトライしましょう。